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2013年7月30日 (火)

海外の布

今年前半最後のお稽古が終わった後に、先生が色々な布を見せてくれました。(写真があると良かったのですが、話に夢中になり結局撮影まではできませんでした。)

その布達は、ほとんど海外のもの。先生が旅行に行った時に記念に買ったものや、知り合いに頼んで買って来てもらったもの等その思い出を語りながら、布について説明してくれました。

香港、インドネシア、タイ、インドの布を見ていると、ちょっとした旅行気分になります。「こういう金糸刺繍が入っているのは位の高い人の服を作る時の布なのよ」「手染めだからこういうちょっとした染めのミスと思えるものが味になっているのよね」などなど各国それぞれの織りや色に特徴があり、そんな話をしてもらっていたら時間も忘れる程楽しかったです。

私は旅行に行ったときに「ひとつ、お茶道具に見立てられるものを購入する」を実行していますが、布は全く考えていませんでした。現地の布を記念に買うのもいいですね。

数年前、洋風パターンの古袱紗を手作りしようと思い立ち、ヨーロッパのシルク生地を買いました。それを見よう見まねで作ったのですが、なかなか上手に出来ず、いまだ茶室での出番はありません。。今度は先生に教えてもらおうと思います。

そうそう、先生の持っていたインド布の古袱紗が、今年許状を取る生徒さん(私を含む)へプレゼントされることになりました。作ってくださるのは、手芸の上手な生徒さん。まちがっても私ではありません!

夏休みが終わって、その古袱紗を拝見させてもらうのが楽しみです。



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2013年7月23日 (火)

ほおずき

先週末のお茶でつかったお菓子です。

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ほおずき(鶴屋吉信)

軸の部分は、ごぼうでできていました。色も形もそのものらしい形をしていますね。これをみていたらほおずき市を思い出しました。

ほおずき市にはいったことありますか?私は一度もありません。
東京では浅草のほおずき市が有名ですが、七月前半で終わってしまいます。

一度は行ってみたいな、と思い調べたらこれからのほおずき市がありました。

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第42回神楽坂まつり ~ゆかたでおいでよ神楽坂~
第一部 ほおずき市 7月24日(水)・25日(木) 17:30~22:00
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夕涼みがてら、ちょっといってみようかな。

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2013年7月20日 (土)

初 虎屋菓寮

先日初めて「虎屋菓寮」に行ってきました。

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いただいたのはあんみつです。餡は黒と白の両方乗せてくれます。あんみつに白餡は初めてでしたが、黒蜜と合って美味しかったです。宝箱のような青梅等の飾りも素敵。7月なので、飾りの寒天が赤い金魚と緑の瓢があるのもいい季節を感じていいですね。

オトナな喫茶で贅沢あんみつでした。

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2013年7月17日 (水)

唱和式

先生の所での前回のお稽古は5人で唱和式をしました。
そこで初めて挑戦した2つの事がありました。

唱和式は札を引いて、お点前を誰がするか決めるゲームのような花月の一種。名にもあるように、和歌(もしくは俳句)を最後に読むのが特徴です。その前に、以下のような順序でさまざまな事をします。

> 5人それぞれ床の間に花を入れる
> 一人が香を炊く
> 皆で濃茶をいただく
> 薄茶を花月で行う

最後に 床の間に自分で入れた花一種を使って歌を読む

夏の花と花入れが合う様に、自分で花を見積もって入れます。床の間には5人分の花入れが用意されていて、風炉の時期に使われる籠ももちろん準備されていました。一つ目の挑戦は、「釣舟」に入れた事です。

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釣舟は床の間の中央に浮かんでいる様が、とても涼しげで軽やかです。家の床の間にも天井に釘は打っていますが、まだ釣舟を入手していないので、釘は使われないまま。早く使ってみたいな。

そして、もう一つの挑戦は和歌です。歌には始めに自分が入れた花の名を一種使います。俳句は句会に混ぜてもらう事もあったので、少しは親しみがあったのですが、和歌は本当に初めて。最近図書館で借りた「和歌文学の基礎知識」というのをちょっとだけ読んで、詠ってみました。

んー。自己採点は50点くらい?目指しているのは、説明的でなく情景が浮かんでその気持ちが共感できるような事を31文字で表現する歌だったんですが、なかなかむずかしいですね。コピーライターの苦悩がよくわかります。これから本読んで昔の人の歌を参考にして頑張ります。

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2013年7月13日 (土)

「千利休とその妻たち」をよみました

先日読み終わった本、「千利休とその妻たち 上下巻/三浦綾子」。
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母が興味深い部分があると話していたので、読んでみました。

利休の若い頃から切腹するまでの話です。その中で茶道の点前を作る際のアイデアを得たエピソードがあります。

利休が受けたインスピレーションとは、キリスト教教会でのミサで行われるパンと葡萄酒をいただく儀式の場面です。

>白い布きんで盃の縁をふく
>金襴のふくさの隅を持ち2度回す
>盃を回し飲みする

これらは、それまでの伝統的な日本の所作には存在しておらず、新鮮な気持ちで手順や意味を考えていた場面があります。

新しく何かを作る為のインスピレーションとして十分な刺激だったと思います。そのひらめきを自分の作って来た茶に入れて、また新しい価値を付ける。そういうことを繰り返して来たのが利休なんだなと思いました。やはり当時は、茶道は刺激的な前衛芸術だったのではないかと。

この本に書いてある事が史実であるかは、リサーチしていません。(私なんぞがリサーチしても分かるものでもありませんが。。)しかし歴史の一部分として、そうあるとより興味深く面白みが増してきます。

以前、私の行ってる整体の先生が「茶道は最後の晩餐の再現なんだよ!」と強く話しかけてきた理由がこの本にあったのかと納得しました。

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2013年7月10日 (水)

続・七夕

七夕の日に大寄せのお茶会に行ってきました。そこでの床の間の設えが素敵だったので、

ぜひ報告したいと思います。

亭主の方がいろいろ説明してくださったので、簡単に書きます。昔、七夕は着物を織って神様にお備えし、秋の豊作や禊の行事でした。そして仏教が伝わると、それをお盆を迎える準備として七月七日の夜に行われるようになり、「七夕」という漢字はそこから来たという説もあります。

なので、「仏教」や「中国(大陸)」も七夕の趣向と考えられます。それを踏まえてお茶会の床の間は、チベットの仏器「シンギングボウル」を花入れに見立て、蓮の花と葉を入れていました。

そして席入り時にも、水屋から微かなシンギングボウルの音色が聞こえる演出も。エキゾチックだけどリラックスする茶室。畳の上で聞く音色はとても新鮮でした。

こんな感じです。

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蕾のピンクが緑の中で美しく、花が開こうとする瑞々しさにあふれていました。(まあ、絵ではあまりそこまで表現できてないですが。。)

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2013年7月 4日 (木)

七夕と季語

今週日曜日は七夕です。この時期に使うお茶の道具は七夕に関連するものや、

銘のものが使われますね。

お茶では道具に銘をつけますが、大きく分けて2種類あります。

>移ろわないもの:禅語、気持ちを表す言葉、縁起のいい言葉など
>移ろうもの:季語等、季節に合った言葉

「七夕にちなんで…」という場合の銘は後者の季語になります。

お稽古では練習で自分がお点前をする時に、茶杓に銘を付けます。では、七夕の時期にはどういう銘が使われるでしょうか。

「七夕」
「天の河」
「笹の小舟」
「織姫」
「彦星」
「流星」
「星祭」

このあたりまではメジャーな感じですね。もうちょっと調べたら、

「星合」
「夫婦星」
「二つ星」
「星の契」

など、織姫と彦星が一年に一度会う事にフォーカスした季語もありました。こういう言葉も気持ちが見えていいかも。

季語を探す時に、時折俳句歳時記を見ます。俳句では食べ物や生き物も季語になりますが、お茶の銘にはあまり見かけません。「夏蜜柑」や「鱧」は季語ですが道具の銘では見た事がありません。

生き物ですが、以前「蛍」という銘は見た事があります。どこで道具の銘に使えそうかを判断する際に私が考えているのは「その言葉から情景がイメージできるものならOK」という事です。

「蛍」だったら、蛍の灯りがふわふわと夏の水辺に浮かんでいたり、夏の夜の涼しい風だったり、一つの言葉からその周りの自然も想像できます。茶室でその銘を聞いたときに、その世界に連れていかれる気持ちになると思います。そういう言葉だったら良いんじゃないかな。

しかし、今後はもっと自由に道具に銘を与えてもいいかもしれませんね。形や色が鱧の顔らしかったら「鱧」とか。そこからお客さんとの会話も広がるかもしれませんしね。

ちなみに、俳句では七夕は旧暦なので八月。秋の季語になります。なるほど。

お願い事を短冊に書いて、7日が晴れて星空を見上げるのを楽しみにしましょう。




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2013年7月 1日 (月)

夏越の祓

昨日は、夏越の祓の日。ちょうどお茶の日曜日に重なったので、この日のお菓子はやはり「水無月」です。

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6月30日は一年のちょうど折り返し地点。
夏越の祓では、半年間の罪と穢れを除き、これから年の終わりまでの半年の健康を願う行事です。神社では「茅の輪潜り(ちのわくぐり)」で大きな茅の輪が参道に用意されていますね。昔勤めていた会社の近くの神社へランチタイムに潜りに行ってました。

京都ではこの日に
「水無月」というお菓子を食べる習慣があるそうです。もちろん東京のお菓子屋さんでも6月に作っていますね。ういろうのお菓子ですが、上の小豆には悪霊払いの意味があり、下の白いういろうは氷を表していて暑気を払う意味がります。素朴で美味しいお菓子です。

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床の間は、6月の最後で紫陽花/アナベルを籠に入れました。風炉の時の床の間は涼しげに、軽やなので好きです。


水無月食べて、今年後半も元気に乗り切ろうとおもいます!

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