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2015年5月22日 (金)

お菓子の取り方の道理

ここ2ヶ月で教えていただいたお菓子を取り上げる際の順序。
2つありましたので、それを書きます。

機械的に覚えるのではなく理由があります。
この道理を覚えていれば取り上げるのに迷わないです!

■1つ目

問)図の様に主菓子が3つ入っていたらどこから取り上げるか?

2015_5_01

答)右下から。理由は、他のお菓子の上を通らないから。です。左下や上のお菓子だと取り上げるときに、黒文字が当たったりして、他のお菓子の形が崩れてしまう恐れがあるから。

この理由に、そうかー!納得。と思いました。同じ意味で「近い方からとる」を前から知っていたんですが、この理由のほうが明確で応用が効くと思います。臨機応変にすると、左利きの人の場合は、左下になるかな。

余談ですが、日本の伝統的な事(特に「道」とつく事柄)はすべて右利き仕様ですよね。書道しかり。小学生のときに左利きの子が習字だけ右手でするように先生に言われていたのをおもいだすなぁ。

■2つ目

問)引き出し型の干菓子器はどの引き出しから開ける?
2015_5_02

答)一番下から。下中上と開けながらお菓子を取り上げ、最後に上中下と閉める。

この順序と最後に閉めるのは、効率を考えての事。ちなみに、泥棒さんもタンスは下から開けます。上からだと、閉めないと次の引き出しが見られないから。「泥棒と同じ」と覚えれば忘れない!

タンスのような引き出しの干菓子器は、ひな祭りの時に使われていました。おままごとみたいで、可愛かったです。あまりそれで出される機会はないかもしれませんが、ちょっと頭の隅にでも置いておくといつか役に立つかも。

今回は、自分への覚え書きのつもりで書きました。


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Tea ceremony room and e.t.c. photographs
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Fotolia

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2015年5月14日 (木)

4月の終わりのお茶

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先日使ったお菓子をご紹介。
鶴屋吉信の「つつじ」です。
おりがみのような意匠が素敵。
シンプルでいいね
おしべは黒ごまでした

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春満開

この2ヶ月アップし忘れていました。。

3月の終わり、お花見真っ盛りの時にお茶をしました。
外は桜が満開で、お茶室にこもらなきゃだとちょっと残念だったので、 こんなお菓子で茶室で春を満喫。

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清閑院「春満開」

前に見た映画「利休にたずねよ」で、茶会の場面がありました。 そこでは、お客さんが茶室の中ではらはらと落ちてくる桜の花びらに気がつき、 ふと、天井を見ると、大きな桜の枝が天井に設えてありました。 茶室に居ながら桜の下にいる趣向。

これは外の桜が満開の時なのか、それとも満開の前なのか。 前だと、人々が楽しみにしている近い将来を見せて上げるような、魔法をかけられているような気分が満喫できます。

外が満開の時に茶室でも同じ気分を味わおうと、持ってくる。それはそれで、いいけれど、それなら満開の桜の下でお茶をしたほうがいいのではないか。

たしか、利休にたづねよでは、桜の時期の前だったような。。。 蕾の桜を咲かすには、暖かい所に置いたり(?)などの工作が必要だろうけど、 その努力により、お客さん達は特別な魔法をかけられたような気持ちになるんだろうな。 お茶室とは、現世から隔離された別世界なのだから。

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